パイプで繋いでコマンドの標準出力の内容をSlackに通知する『slackcat』
時折、Slackにコマンドから通知を出したいことがある。 面倒だし、標準出力から渡せたらなぁ…と思って調べたところ、まさにそれを行える『slackcat』というコマンドがあるようだ。 これは使えそうということで、早速試してみる。 1.インストール インストールはかなり簡単なようで、以下のコマンドで実行できる。 ●Linuxの場合 wget...
View ArticleCentOS 7にワークフローをいじって設定できるPython製のジョブスケジューラー『Dagobah』をインストールする
ジョブスケジューラーを導入しようと色々調べていたところ、ワークフローとかが使えるPython製のジョブスケジューラー『Dagobah』というものを見かけたので、ちょっと触ってみる事にする。 なお、インストール先としてはCentOS 7を用いる。 1.インストール 『Dagobah』はpip経由でインストールできるようなので、以下のコマンドでインストールする。 yum -y install...
View Articleコンソールから利用できるネットワークモニタリングツール『Mylg』
別件の調べものをしてたところ、コンソールで利用できるネットワークモニタリングツール『Mylg』というものを見かけたので、少し触ってみることにした(Githubはこちら)。 とりあえず、イメージをつかむなら公式サイトの動画を見るとよさそう。で、見る限り結構便利そうな印象だ。専用コンソールに入って操作するようだけど、かなり扱いやすそうな感じ。...
View ArticleCentOS 7にいろいろなシステムと連携できるジョブスケジューラー『Rundeck』をインストールする
ジョブスケジューラーについていろいろと物色しているのだが、最近であればやはりRundeckは触っといたほうがいいだろうと思ったのでCentOS 7に入れていじってみることにする。...
View Articleネットワーク機器のコンフィグバックアップツール『Oxidized』でNW機器のコンフィグをGitlab連携する
ネットワーク機器のコンフィグバックアップを自動化するツールといえば、前に紹介したrancid、rConfigらへんがあるのだが、rancidに影響を受けたツールで『Oxidized』というツールを見かけたので、ちょっと触ってみることにした。...
View ArticleCurlのWebサーバ応答時間の統計情報をわかりやすく表示してくれる『httpstat』
CurlコマンドではWebページアクセス時のレスポンスタイムを測定することができるのだが、それをより見やすくすることができる『httpstat』というものを見かけたので触ってみることにする。 1.インストール Pythonで書かれており、pipを使えば簡単にインストールできる。 pip install httpstat 2.コマンド実行 インストールができたら、以下のようにコマンドを実行する。...
View ArticleCentOS 7でPostfix+DovecotによるIMAPサーバをActiveDirectory連携させる(LDAP認証)
今回は、Postfix+Dovecotで構築されたメールサーバで、ActiveDirectory連携についてを行う。 なお、当たり前だがメールサーバ側からADサーバと通信できる必要があるので、DMZ領域にいる場合でもそこの通信を開けないといけなかったり、クラウド上にメールサーバが建ってる場合はVPNで接続したりする必要がある。ネットワーク周りから考えないとならず、諸々面倒くさいことこの上ない。...
View ArticleCentOS 7でfail2banを用いてApacheへのDDoSなどのアタックを検知・対象のIPアドレスをブロックする
インターネット上にサーバを公開していると、sshやhttpdへDDoS攻撃やディレクトリトラサーバル攻撃を公開しているページすべてに行うようになツールを投げられたり、乗っ取りしようとして来たりといろいろと攻撃されることが多い。DDoSやらツールでの攻撃を受けると大量のパケットやリクエストが飛んできてサーバへの負荷が重く、サービスの継続にも支障が出たりする。そんな時は、攻撃してきているグローバルIPか...
View ArticleCentOS 7でApacheのWAF(Web Application Firewall)としてmod_securityを用いる
Webサイトを運営するうえで、Firewallはどこも利用していると思う。しかし、iptablesやfirewalldのようなFirewallの場合、防御してくれるのはされたポートやIPアドレスレベルでのフィルタリングであり、Webアプリケーションの脆弱性に対する攻撃を防御してくれるわけではない。...
View Article『csvkit』のin2csvコマンドでLinux上でExcelファイル(xls・xlsx)からcsvに変換してやる
ちょっと調べものをしてたところ、『csvkit』というCSVに関する処理を行えるコマンドツールパッケージを見かけた。 で、その中にin2csvコマンドなるものがあるのだが、これを使うことでxlsやxlsxといったExcel形式のファイルをcsvフォーマットに変換して出力してくれるようだ。 まず、以下のコマンドで『csvkit』をインストールする。 pip install csvkit...
View ArticleLinuxで特定のフォルダ配下で中身が重複したファイルを確認・削除する
複数人でファイルサーバなどを利用していると、時折同じファイルなのだけど名前変えて違うフォルダにファイルをコピーしたり、ISOファイルなどを気づかずに同じファイルを別名でおいてしまったりといった、中身が同じファイルを複数置いてしまうことがある。 ディスクサイズは有限なので、容量がいっぱいになってきたら当然重複したファイルや容量の大きいファイルは削除する必要がある。...
View ArticleExcelファイル(~.xls/~.xlsx)をLinuxコンソール上でCSV方式に変換する方法
よくある、利用される問題だからなのか、LinuxやMac OS XでExcelファイル(.xlsや.xlsxファイル)をコンソール上でCSV方式に変換するためのコマンドは数多く用意されている。 で、今回はその中でも使えそうなものを2つほど抜粋してみようと思う(エクシェル芸な勉強会近いし)。 1.xlsx2csv こういった用途では一番多く使われているだろう、xlsx2csvコマンドを用いての変換。...
View Article複数台のホストにパラレルでコマンドを実行させる『orgalorg』
複数台のホストに対し、同時にコマンドを実行させるGolang製のツール『orgalorg』なるものを見かけたので、Ubuntu Server 16.04に入れてみることにした。Golangについては面倒なのでaptからインストールしている。このツールはGolangで書かれているので、インストールも簡単に行える(事前にGOを入れてちゃんとGOPATHとか設定してる必要はあるが)。 go get...
View ArticleLinuxでmanを少しカラフルで見やすくする
UbuntuやCentOSなどでmanを見る際、「most」をPagerにすることで少し見やすくすることができる。 まず、以下のコマンドでmostをインストールしておく。 sudo apt install most # Debian/Ubuntuの場合 sudo yum install...
View ArticleWebベースのオンラインパスワードマネージャ「CLIPPERZ」
パスワードマネージャについて調べてたところ、OSSのWebベースパスワードマネージャの『CLIPPERZ』というものがあるようだったので、試しに入れてみることにした。 今までにグループでのパスワードマネージャは触れていたのだが、今回の『CLIPPERZ』は個人向けのデータを扱う。とりあえずインストール先にはCentOS 7を用いる。 1.前提パッケージの導入...
View ArticleLinuxでssh接続ユーザが実行できるコマンドを制限する
Linuxをサーバとして複数人で利用する際、ssh接続するアカウント事に使用できるコマンドを制限したいことがある。 そのような場合には、以下のような手法が用意されている。 1.ログインシェルをrbashにする 前にここでも触れているのだが、rbashというbashのシンボリックリンクを作成して、それをログインシェルにすることで、特定のコマンドのみを実行可能なユーザを作成できる。...
View ArticleCentOS 7にファイル改ざん検知を行う『AIDE』をインストールする
今回は、CentOS 7にファイルの改ざん検知を行う『AIDE』を導入する。 改ざん検知というと、『Tripwire』あたりが一番よく使われている(かなり頑張ってやればInotifyも使えなくはないのだが…応用効くし)のだが、yumでインストールする場合はEPELリポジトリが必要になる。AIDEの方はデフォルトのリポジトリでそのままインストールできて、かつ設定も簡単に行えるようだ。 1.インストール...
View ArticleCentOS 7にClam AntiVirusをデーモンでインストールする(EPELリポジトリ使用Ver)
前にClam AntiVirus(以下、ClamAV)をCentOS 7へインストールしたことがあったが、Repoforgeが利用できなくなったので、Epelからインストールしてデーモンとして動かすようにする。 まず、以下のコマンドでEpelとClamAVをインストールする。 yum install -y epel-release yum install -y clamav-server...
View ArticleCentOS 7でClamAVのリアルタイムスキャン(オンアクセススキャン)の設定をする
Linuxでよく利用されるOSSのウィルスチェックソフトであるClamAVでは、他のウィルスチェックソフトと同様にリアルタイムスキャン(オンアクセススキャン)を行うように設定できる。 設定方法は簡単で、ClamAVの設定ファイルである「/etc/clamd.d/scan.conf(/etc/clamd.conf)」にて、以下の内容を追記するだけだ。...
View Article『googler』でコンソール上からGoogle検索を行う
LinuxやMacのコンソール上からGoogle検索を行える『googler』というコマンドを見かけたので、少し入れてみることにする。 前にもコンソール上から利用できるWebブラウザについて記述したことがあったが、これはそのままGoogle検索を行ってくれるようだ。 今回は、とりあえずUbuntu Server 16.04 LTSにこのツールを導入して触ってみることにする。 1.インストール...
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